雑談○七夕

毎日更新するのはなかなか厳しい・・・

そろそろ七夕を迎えますね。年に一度しか会えない恋人たちのお話です。
旧暦のままにしておけば毎年ほぼ100%逢瀬できたろうに・・・と思いますが、まあ明治の日本も大変だったんだから仕方がない。
さて、今回この七夕を「たなばた」と読む理由を説明したいと思います。
七夕は節句の一つです。そして節句とは中国から伝来したものです。この節句の伝承に織姫・彦星が登場。
そして更に中国には乞巧奠(きこうでん)というお話が中国にあり、節句と同時期に日本に伝わってきました。これが天の川に纏わる話の原型。
その乞巧奠が実は、当時日本にも流通していた棚機つ女(たなばたつめ)という慣わしにそっくりだったのです。
そのため、聞き伝えているうちに、これらの話がごっちゃになってしまった、ということらしい。
だから本来「しちせき」が正しい読み方なんですよね。